06.アトピー性皮膚炎と湿疹の違い

アトピー性皮膚炎は、一時的な湿疹とは異なります。

アトピーというと、「アトピー性皮膚炎」の代名詞のようになっていますが、アトピーという言葉は、ギリシア語のatopiaからきており、「奇妙な」、「分類のしようがない」という意味です。

つまりアトピー性皮膚炎とは、『いままでの医学的な概念があてはまらない不明な病気(皮膚炎)』と、とらえることができます。

この病名だけがあまりにも有名になってしまったため、一般には、単なる湿疹やかぶれなどの皮膚炎までアトピーと呼ぶ傾向があるようですが、これは間違いです。

1995年、日本皮膚科学会がアトピー性皮膚炎の定義を示しました。解りやすご説明すると、

・よくなったり、悪くなったりを繰り返し、痒みのある湿疹を主な病変とする病気
・「多くの方が、アトピー素因を持っている

ということになります。

湿疹は、下記の症状が混在して現れます。
・かゆみ
・肌が赤くなる
・ブツブツができる
・かさかさして皮がむける
・皮膚が厚くなる     など。

また、湿疹が現れる部位にも特徴があります。目の周り、口の周り、唇、耳たぶ、頬や額といった顔、手足の関節部分、首などに現れやすいです。これらの湿疹の出来やすい部位は、年齢によっても変化することが特徴です。

年齢別特徴は、こちらをご参考になさって下さい。
年齢別アトピー症状(http://www.mizgel.net/info/05.html)

アトピーの方の多くは、体質的にアトピーの素因を持っています。このアトピー素因とは、アトピー性皮膚炎や気管支喘息などの既往歴があるか、ご家族にこれらの病気にかかった人がいるか、ということです。

また、遺伝性の先天性過敏症のように、Ige抗体を作りやすい素因を持っていることも意味します。ただし、アトピー素因を持っていても、必ずアトピー性皮膚炎が発症したり、悪化するとは限りません。

徹底したスキンケアと原因物質の除去で、きれいな肌を維持できるようになるからです。

  1. アトピーと経皮毒
    経皮とは「皮膚を通り抜ける」ということです。つまり「経皮毒」とは、「皮膚から体内に毒が入る」という意味です。私たちが日常何気なく使用している日用品にも、毒が含まれているとはご存知でしょうか。
  2. アトピーと掻き壊し
    「掻くこと」はアトピーの最大の敵といわれています。「アトピーと掻くこと」についてお話をさせていただきます。
  3. アトピー症状を悪化させるアレルゲンの経路と種類
    アトピーの原因というと、卵や牛乳などの食べ物を思い浮かべる方が多いようです。 乳幼児のころは、卵や牛乳などの食べ物が多いようですが、以後は徐々に『環境アレルゲン』による影響が大きくなるようです。
  4. アトピーの原因 ~アレルゲンとは?~
    アトピーとは、遺伝性の先天的過敏症のことをいいます。そして、アトピー性皮膚炎とは、遺伝的にIgE抗体(免役グロブリンE)をつくりやすい体質の方が、『外から入ってくる抗原物質(アレルゲン)に対してアレルギー反応を起こして出来る皮膚炎』のことを言います
  5. 年齢別アトピー症状
    主な年齢別のアトピー症状の特徴について書かせていただきます。
  6. アトピー性皮膚炎と湿疹の違い
    アトピーという言葉は、ギリシア語のatopiaからきており、「奇妙な」「分類のしようがない」という意味で、『いままでの医学的な概念があてはまらない不明な病気(皮膚炎)』と、とらえることができます。この病名だけがあまりにも有名になってしまったため、一般には、単なる湿疹やかぶれなどの皮膚炎までアトピーと呼ぶ傾向があるようですが、これは間違いです。アトピー性皮膚炎は、一時的な湿疹との違いを解説します。
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